■ 玄蕃(げんば)祭と玄蕃おどり
仁淀川町大崎地区では、武田勝頼の変名である大崎玄蕃にちなんで、
夏祭りなどで住民に約400年もの間、親しまれ行われてきた手踊りを主体とした「玄蕃踊り」があり、その文化の継承は、「玄蕃踊り保存会」によって今も受け継がれているが、最近ではやや活動は衰退気味である。
また、この地域には、豊年踊りが広く伝わっており、玄蕃踊りも踊り方や歌などが似ている事から、同じものであったと考えられます。豊年踊りも後継者を必要としております。
これらの手踊りや、とても美しく、踊っている側楽しく、ぜひ多くの若い人たちに踊って欲しいものです。
そして今年(平成21年)は、各地域に伝わる豊年踊りのサミットを開催する予定です。
(下は玄蕃祭りの様子で、古い写真です。)
仁淀川町大崎地区の住民による玄蕃踊り
(左)玄蕃踊りの象徴である「花台」
(カラー写真は昭和57当時)
(いづれも古い写真です。)
■ 玄蕃太鼓(げんばだいこ)
伝統をもとに、平成元年には「玄蕃太鼓振興会」を設立し、オリジナル曲「玄蕃」を創作し、手踊りの単調な和太鼓のリズムに、戦乱を生き延びた落人(おちゅうど)を忍びつつ、また、未来を見つめた太鼓の活動を通じて、地域づくりの一端を担うべく各種イベントに参加し、都市部のイベントやさまざまな団体の活動に参加して、仁淀川町のみならず、多くの場でその太鼓の音色を響かせ、若者の住みよい活気ある町作りを目的として活動し、また、仁淀川町内の小中学生にもその技術や楽しみを学校と連携しながら教え、子供たちはもとより、父兄の方々にもその魅力を広げています。
メンバーは、日本の祭り、特に和太鼓に深い関心と興味をもち、将来に渡って共に活動できる者をもって組織し、打つ側、聞く側共に和みあるわかりやすい太鼓演奏をモットーに活動を行っています。
玄蕃太鼓はその昔、踊りながら太鼓を打って舞う太鼓踊りでした、後継者がおらず、今はその時の姿を知っている者は誰一人おりません。ですが、この仁淀川町には「椿山太鼓踊り」や、「都踊り」などが有り、舞や踊り方、衣装などもよく似ていたと伝えられております。
平成の時代に現在の「玄蕃太鼓」としてダイナミックに復活し、多くの方に広く知ってもらうようになり、今後の活動にもますます力が入ります。
伝統と現在のリズミカルな太鼓が融合し、勇壮で迫力のある「玄蕃太鼓」音色と姿。
機会がありましたら、ぜひ、ご堪能ください。
★演奏スケジュール
★演奏スケジュール(平成21年現在)★
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2月11日(祝日)(水曜日)
昼を挟んで2回の演奏 |
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秋葉神社境内の広場 |
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土佐の三大祭りである秋葉祭りの境内で太鼓を打たせてもらえる事は至極光栄な事です。
ここの演奏から今年のスタートとなります。 |
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2月14日(土曜日) |
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仁淀川町大崎の鳴玉神社前 |
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勝頼没後400年事業、かつよりくん弁当創作コンテストでの演奏。
いよいよ400年祭事業の始まりです! |
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